グランドカバーってどんなもの？

「庭やエクステリアの雑草取りは、手間がかかって大変…。」梅雨の時期になるとよく聞くお悩みです。そんなお悩みに、地面を覆うように広がる植物を植えることで、雑草が生えるスペースをなくしてしまうグランドカバーという方法はいかがでしょう。雑草取りが軽減できるだけでなく、より魅力的な庭やエクステリアにリフレッシュできるグランドカバーのメリットやグランドカバーに適したグランドカバープランツについてもご紹介します。

グランドカバーの４つのメリット

グランドカバーの原理は簡単で、雑草よりも繁殖力が強いので、雑草が生えてくるスペースをなくすという原理です。
グランドカバーのメリットは大きく以下の４つが挙げられます。

メリット1

土がむき出しになるのを防ぐことで、雨などによる泥はねでお家などが汚れてしまうのを防ぐことができます。

メリット2

木々や草花の足元をグランドカバープランツが覆って植栽を引き立て、より立体的で色彩豊かな庭のデザインが楽しめます。

メリット3

ウッドデッキや駐車場の周囲にグランドカバーをすることで、ナチュラルな雰囲気になります。

メリット4

グランドカバーがあることによって直射日光の照り返しも防ぐことができます。植物は地表の温度上昇を抑制する効果もあるので、夏の涼しさにも一役買います。

おすすめのグランドカバープランツ5選

さまざまな大きさの植物と合わせやすいように、地面を覆うように広がり、草丈が高くならない品種をピックアップしました。

アイビー

非常に強健で、常緑で越冬できる地域の多い植物です。葉の大きさや色味などが豊富な点も魅力。しかも耐陰性があり、木陰などのグランドカバーに活躍します
ただ、かなり繁殖力が強いので、適宜選定をする必要があります。

ヒメイワダレソウ

繁殖力が旺盛で、広範囲の雑草抑制のグランドカバーになります。病害虫や刈り込みにも強く、しかも耐寒性、耐暑性、耐踏圧性もあります。日当たりが悪いところでも育ち、５〜10月に白からピンクの花が咲きます。
特にクラピアという品種改良種が有名です。

クローバー

公園などでよく見られるクローバー。日当たりがよく乾燥気味な場所であれば、荒地でも育ちます。花は通称シロツメクサですね。

クローバーは耐踏圧性があるので、繁殖力を抑えたいときは踏みつけるといいようです。

ヒメツルソバ

日当たりを好みますが、半日陰でも育ちます。金平糖のような白からピンクの花が、真夏をのぞいて春から秋まで咲き続けます。葉は緑色に茶色の模様が入り、秋には紅葉も楽しめます。
こぼれ種でも増えて繁茂しすぎる場合もありますが、根が浅く、簡単に抜けるので、管理がラクです。

リュウノヒゲ

元々は森林などに生育する日本原産の常緑性の多年草で、耐寒性、耐暑性があります。半日陰から日陰でよく育ち、暗い場所のグランドカバーに向いています。濃い緑色の細い葉を茂らせ、草丈は高くならないことから、グランドカバーのほか、花壇の縁取りなどにも使われます。夏に白い小さな花を咲かせ、きれいな青い実をつける品種もあります。

いかがでしたでしょうか？
梅雨の時期になるとよく聞く雑草対策の一つ、グランドカバーを紹介してきました。

他にもコンクリート打ちや砕石敷き、防草シートの施工なので、外構クオリティは幅広くご対応可能です。
お気軽にお問い合わせください。